MUN
肌寒さが増し小雨が降る11月中旬、お財布も冷え切った中ランチぐらいは暖まりたいと韓国料理「MUN」を訪問。木目調の内装がお洒落(女性が好きそうな感じ)な店内は12時を少しまわった時点で席は6割ほど埋まっていた。女性が多いかと思いきや、男性グループの姿が目立つ。この理由は後ほど明らかになる。
入店後すぐに、常に入口に意識を向けている店員と目が合う。意識高い。半個室に案内され、メニューオーダーの後、MUNランチ名物・ビビンパビュッフェを取りに向かう。
ビュッフェは手前からご飯ジャー、ビビンパ用ナムル、レタスサラダ、揚げ物(韓国風から揚げとポテト)、デザートエリアに別れている。パンチャン(韓国料理名物の前菜)としてキムチはもちろん大根の漬物、オデン(豆腐の煮物のようなもの)も用意されており、韓国料理ランチ用としてはかなりの充実度といえよう。もはや、このビュッフェエリアだけでも十分な食事になる。
ビュッフェの充実度にばかり目を奪われてしまうが、メインメニューとなるスンドゥブチゲの味もなかなかのものである。海鮮のダシがしっかり効いていながらも味が濃すぎるということもなく、ご飯がなくともこのスンドゥブチゲ単体でどんどんスプーンが進む。ご丁寧に辛さのリクエストも受けてもらうことが出来るし、辛さの苦手な人向けには白チゲも用意されているので安心だ。
入店後は通常ビュッフェを取りに行くために一旦離席することで、提供までのスピードが体感的に早く感じられる点もランチ時間が限られるサラリーマンにはポイントが高い。
食事に集中してしまうため無言の時間が続くので、おしゃべりに華を咲かせたい人には適さないかもしれない。手っ取り早く、美味しく、お腹一杯にランチが食べたいときにはぴったりのお店である。内装も清潔感がありお洒落(女性が好きそうな感じ)なので、銀座で韓国料理を食べながらのデートにもお勧めできる。
ワンポイント:ポテトとから揚げの取りすぎにご注意
【店名】MUN
【ジャンル】韓国料理
【だいたいの場所】銀座コリドー街2階
【ランチ営業時間】11:30~14:30
【ランチのメニュー】1000円(税込) 基本メニュー:スンドゥブチゲ数種orプルコギの中から一種。+ビビンパ、サラダ、から揚げ、ポテト、漬物類、デザートのビュッフェ付
【ドリンク】水のみ、別途必要な場合は追加オーダー
【会計】テーブルチェック
【喫煙可否】不可
【混雑具合】12時以降も行列になることはなく、比較的入店しやすい
【お得度】◎